6/28/2014

RVIVR - Paper Thin



RVIVR - Paper Thin

心臓をむしり取って
その肌をさらせば
正真正銘、脈動する、
紙のように薄いそれ
両目をえぐってしまえば
光はどれだけ、そうどれだけ輝くか
ぽっかりと空いたその穴の中に―
キミの、美しく輝くココロがあるじゃない

「時間がない、僕らがうまくいくわけない
この世界は、嘘と偽りだらけで、ただただ最悪なんだ…」
こうしてキミは、わからない、って
そして僕たちは、未知のものを怖れてる
そう、僕はわかってるんだよね、
キミが、自分が思っているよりも本当はよくわかっていることを

だってキミのスッカスカの骨は
この世界を一人ぼっちで放っておくわけないから
キミの羽根は、この地上に降り注ぐ
僕は、ときどきキミに逢うと思う
僕らは、二人で横に並んで、
一緒に、落ちていくんだ
まだまだ太陽が高い所にあるから
その陽は、キミの瞳の中で輝くんだ

僕らは一緒に過ごしてきた
まだまだ時間は残されてる
キミのその瞳と一緒に
この世界ぜんぶ、丸呑みにしようよ
キミはわからない、って
けどキミがわかってること、僕はそれをわかってる
キミはそうは思わないかもしれないけど
なんていうか、僕はそう思うんだよね

僕らはみんな、いつか死んでしまう
「善きもの」はみんな、どれも、誰も、何もかも死んでしまう
ただ今は、この血のあたたかさを感じてよ
そうすれば、まだキミは生きているから

6/21/2014

RVIVR - The Seam

RVIVR - The Seam

その傷跡の内側が、またズキズキと痛むのなら
息をしようとして、深く深く沈み込んでいくのなら
お互いにのしかかる重圧が、この重力を超えるのなら
その時にはもう、歌に乗せる言葉なんて、僕らには必要ない

6/14/2014

RVIVR - LMD


RVIVR - LMD

雨の中で目を覚ます
何とも言えない気分の中でずぶぬれで
この聖水の中にオシッコしたくなっちゃう
だって、豚野郎とか宗教家とか
そのうえ、野暮な奴らにケチな人たち
そういうのの争いに、巻き込まれちゃってるから

嵐の中で目を覚ます
生まれたときからずっと泣き叫んできたから
なんだかもう疲れちゃった
でもこの空は、この聖水の中にオシッコしてなくて
そうすると君は濡れて、
そうして君は死んでしまうんだけど
それで君のところに来るのは、誰もいない

(君はもう、自暴自棄になるしかない
だってもう家に帰れないんだもん)

彼らは君に名前をつけたんだよ、ね
シミだらけでボロボロの、身代わり用人型アンドロイド
って言ってもそれは君の中身については何も正しくない
だって君には、強く激しい光がある
だから、それをギラギラと輝かせるんだ
その眼で、彼らを捕捉するんだ
そうして、その強い光で、君の行く手を照らせばいい

輝かせよう
輝かせよう
こんな夜にキラリと一発
輝かせよう

6/07/2014

RVIVR - Wrong Way / One Way


RVIVR - Wrong Way / One Way

このまま何にもしないまま苦しんで終わりたくない
そうしたらもっと苦しくなる、なんて考えを抑え込んで
伸びた爪が錆びた釘みたいに僕をはりつけるけど
それを取っ払えば、もっと自由に手が使えるはずだから

でも、いつだって誰かが、
僕は一体誰で、
どんな人を愛して、
どんな風にエッチするか、
って教えようとしてくる
だから、今がもうそのツケを払う時なんだよね
ドアを蹴っ飛ばして、外に出ようぜ!

大地に触れる
ここの、ずっと深いところに僕の根っこを張るよ
ここを、僕の居場所にするよ

大地にあるいくつもの知見、僕の基盤となる知見
今僕はゴムを燃やす
サイレンの音がする
ああ 僕はいま大変なことになってるんだな
僕の名前がやっとわかったから
今、僕は、罪を犯してるんだな

僕は今、自分の力で立とうとしてる
僕は今、自分の力で立とうとしてる!
僕らの声は、だんだん大きくなってる

大地に触れる
ここの、ずっと深いところに僕の根っこを張るよ
その声が、あまりにも大きくなった時

それってまるで
一方通行の道を逆走してるみたいだね
自分自身に誓ったんだ、
ただただそのきまりを守らない、って
もしかしたら、君は僕のことが嫌いになったかも
でも僕はこうしてここにいるだろうから
こんなに合わないところで(ああクソだらけ)
アイデンティティのためにもがいてる
さあ、僕を見つけてみてよ!

もし、君が飼いならされてる、そんな風に感じるときがあったら
そして今の君が自分自身の鎖を引きずっているのなら
君の本当の名前を、
大声で叫び始めよう
[○○○](←君の名前)

それってまるで
一方通行の道を逆走してるみたいだね
自分自身に誓ったんだ、
ただただそのきまりを守らない、って
もしかしたら、君は僕のことが嫌いになったかも
でも僕はこうしてここにいるだろうから
こんなに合わないところで(ああクソだらけ)
アイデンティティのためにもがいてる
こんなクソだらけの世界には合わないけど
それでもただ僕は、僕自身であろうとしてるから