8/17/2012

DESCENDENTS - One More Day



DESCENDENTS - One More Day

最期の何年かは
このもやもやをなんとかしようとして
だって、あなたは僕のことを嫌ってたから
誰が見てもわかるくらいだったし
いつだって気になってた
僕が何か気に触るようなことしたか、って
それで、なんでそんな態度をとるのか
僕が何をしたんだろう、って

もう、行くあてもなくなって
気にしてないフリをして
会う人、会う人、みんなに嘘ついて
だって、その時、本当は、僕の願いは

昨日までみたいな日常が
また来たらなあ、って
会いに行けば ヘコまされて
まだ、あなたがそこにいたら、って
それで昨日までみたいな日常があれば、って
あなたのいる日常が

終わり頃になると
もう交わす言葉もなくなってた
こんなくだらない競争が
終わらないままに逝ってしまって

いつだって気になってた
どうして無視しないといけなかったんだろう、って
それで、なんで邪険にするんだろう、って
それになんでこんなにいつも責めるんだろう、って

冷たくて 消毒の臭いのする階段
病人の部屋の臭い
ああ、このままお別れなんだ、って
子どもだけが

普段通りに遊んでて

昨日までみたいな日常が
また来たらなあ、って
会いに行けば ヘコまされて
まだ、あなたがそこにいたら、って
それで昨日までみたいな日常があれば、って
あなたのいる日常が

いつだって頭の片隅にある
もっと、もっと何か伝えられたんじゃないか、って
いつだって頭の片隅にある
もっと、もっと何かできたんじゃないか、って
どうすれば背を向けて、
どうすれば歩き出せるんだろう
どうすれば目を閉じて、
そして死にゆくあなたを見つめることができるだろう

もう一緒にいることはないし
愛の唄を、一緒に歌うことも
もうそんなチャンスもない

僕は自分の息子が大好きなんだけど
あなたは、自分の息子のことを愛してた?
ああ、今はこんなにぬくもりを感じる
なのに、この部屋で、あなたの身体はこんなに冷たく
明日になれば、あなたを暗い土の下に入れようとする
そうしたら、
僕にはもう、なにもできないから

昨日までみたいな日常が
また来たらなあ、って
会いに行けば ヘコまされて
まだ、あなたがそこにいたら、って
それで昨日までみたいな日常があれば、って
あなたのいる日常が

昨日までみたいな日常が
また来たらなあ、って
それで昨日までみたいな日常があれば、って
あなたのいる日常が