5/31/2014

RVIVR - Spider Song


RVIVR - Spider Song

体を捻って掴もうとしても
彼女の姿が見つけられない
最初は彼女が体が在ったのに
昨日の夜は蜘蛛の巣だけで
キラリと光る蜘蛛の糸は
私の枕元から伸びて
だから私は心を伸ばす
彼女の言葉を聴くために

目が覚めたら全部消えてて
陽が昇れば、私はもう
自分自身で彼女の言葉を取り繕わないといけなくなってた

昔、誰かが言ってたんだけど
「"二度と無い"なんて二度と言わないで」、って
いっそ笑っちゃうよねえ、
だってそれからもう二度とその人に会わなかったから
いやいや、きっとどこか遠いところで
あの人たちは今もまだいるんじゃないか、って信じてる
それは泥の中の、私の頭の下の下
あの人たちは私に、こっちに来いよなんて言いに来てくれなかったし
死んでるんなら普通そうするでしょ
あなたは誰かを愛することができるし、
友達のままなんてできないから

ある日 目が覚めたら
あの人たちはみんないなくなってた
陽が昇れば、私は知ることになる
自分自身の大部分が消えて無くなってしまったことを

それで、あなたは教えてくれたよね
どうすれば永遠に生きていけるか
えーっと、だって現実はもう言った通りにならないから
今まで何度も想像してた、
私がババアになったらあなたが去ってしまうんじゃないかって
どっちにしても私は失ってしまった
あなたの肉体と骨という、これから歩んでいく道を
これから一人になってしまうから
不安にならないようにしてかないとね

ある日 目が覚めたら
あなたはもう消えていた
陽が昇れば、私は知ることになる
自分自身で歩いていくことを学んでいたことを

目が覚めたら全部消えてて
陽が昇れば、私は知ることになる
自分自身の蜘蛛の巣を編んでいたこと