10/22/2011

THE SPECIALS - Little Bitch


THE SPECIALS - Little Bitch

せ~の!

ワンツー!

そのイヤ~な音が夜中に聴こえてきたりしたら
君のカラダは汗でジットリしてきて、
恐怖でガタガタブルブル、
それでママと一緒にベッドに行くってわけ
ママは君のそんな意気地ナシなところが大嫌いなんだけど
でも君がママをとっても好きなことも知ってるから
だから一晩中、陽が昇るまで君を抱きしめてくれるわけ
でも、そんなママが帰ってこないとき、
君は一人っきりで眠らないといけないし、
だからベッドもグッショリ濡らしちゃうわけ
そんなこと、19の女のコには悲しすぎるよね、
いや、っていうか、それ、逆にヤラしくな~い?


ワンツー!

そこ、君のガールフレンドといえばまだまだカワイイ17歳、
レイヤーカットでフレアのジーンズ、
ってくれば、それがどういうことかわかるでしょ?
カノジョはちっちゃい女王様なわけよ
君と一緒にロンドンのアパートをシェアなんかして
ロンドンがどんなところか知ってるつもりなんだけど
実際ロンドンなんて全然なわけ
雨なんか降ってきたら、君はハットをかぶって
赤紫のビニールのジャケットは濡れて完ペキにレインコートみたいだし
茶色い髪を後ろできゅっとしばったりなんかして
晴れたら、君、それ、世界で一番ヒドい生き物、って感じだぞ!


せ~の、
それ~!


で、君はもう死んだほうがマシだなんて言い出して
俺もああそうだね、って言うから、
だからもう死んでやる、ってなるわけ
でもそれは単なる死ぬ死ぬ詐欺だから
なんでかっていうと、ただそういうアピールでそうしたいからで
もし目の前で血をドバドバ流しても普段よりもっとひどい感じになると思うし
なんていうか、やりたいこと全部しょーもないわけ
金持ちになりたい、とかもうね
すると君の上向きのピンクの鼻先がピクピク痙攣しだしたりして
な、もういいでしょ、ね、どーせ君はまだまだハンパなビッチ、ってことだよ!

ワンツー!