9/11/2012

LAGWAGON - Never Stops


LAGWAGON - Never Stops

僕は大丈夫だから
だから君も大丈夫、って教えてよ
もう少しで届きそうだから
それにもうほとんどここには残されていないから

いつかこの日が必ず来るってことは
僕にはわかっていたんだ
壁にもたれて泣き叫びながら
そして、あの巨人たちが崩れるさまを見ながら

そこには何かメッセージがあるはずだ、って
でも瓦礫で書かれたそれは
理解するのがとても難しくて

この新しい世界では
純真さの喪失なんて 何の意味も無いこと
僕らはみんな、その手は真っ赤に染まっていて
世の中みんな、今はもう罪深い生き物になってしまった

僕は大丈夫だから
だから君も大丈夫、って教えてよ
この目を塞いで
それからもっと広く開いて

また愚か者が一人、テレビの前で
画面に凍りついて
電源を落とすことを恐れて

音のない衝撃は 正義への道筋を立てさせる
飲み屋でツバを飛ばして
報復へと駆り立てる

狂信者たちはひざまずいて
一刻も早く、ただその復讐へと祈りを捧げる
自分たちが非難する存在に 自らが成り果て
それは鏡に写った者たちのように

アメリカ全体で手を取り合い
指をつたって伝染するヒステリー
ぼろぼろの家々で僕らの国旗が掲揚され
これからも独立記念日は永遠だと
民主主義の記章を
どのSUVも主張するが
綴りを間違えたステッカーの貼られたバンパー
誠実な学生たちは、皆どこへ行った?

その人数が、ニュースで流されると
今回は、見慣れた名前が
今回は、見慣れた土地で
この現実が 自分の裏庭で起きていて
そうしてフェンスは倒され
もう一度、すべてやりなおして

遮断されたシェルターか共感か、どちらか選んでもらえる?
僕らが生きている世界、
今はそれがあまりにも近くなりすぎて
ガラスで吹き飛ばされた国境
僕らは石を拾い集めて
それの型をとって、複製を作っているんだ

みんな、このパーティーは終わらない、
政党も政治家も党員もこのまま止めない、って口にする
でも、僕は、
僕らは今更この流れから降りられないことを知ってる

そしてまた愚か者が一人、テレビの画面に映し出される
安全な場所の空気を吸いながら
公正について説教を垂れながら

神の名のもとに 力だけが正義と人々が再び集まる
熱烈な声援に導かれて
自らの恐怖に導かれて

この国が無知であることなんて
誠実とは何か、について何の意味も無い
今は天が我らに味方をしていると
まわりの世界を軽視する
隔絶されたその壁の向こう側で